インタビューゲーム
2022年4月13日noteより
本日のSSTは「インタビューゲーム」という内容でした。
ペアを作り、片方が好きなことを一方的に20分間質問します。
時間がきたら交代します。
質問する内容は何でもOK
答えたくないことは無理に答えなくてOK
聞かれてないことを話してもOK
コツとしては、「相手」に興味を持つか、「相手の話」に興味を持つとよいとのことです。
その後、インタビューした内容をもとに、その相手になりきって「私は〇〇です。趣味は〇〇で…」という自己紹介のような文章を書いていきます。
最後は、ペアになった方と文章を交換して、書いた文字が読めるか、発表したくないことはないか等を確認して、各自がその文章をそのまま(自分の言葉に変換せず)発表していきました。
このワークをやる目的は、
・相手の話をきく(聞く、聴く)
・聞いた情報を取捨選択して要約する
という力を身につけることです
実際にワークをやった感想は、「相手の職歴や趣味について深く追求して話を聞くことができた」「大衆受けしない、マニアックな話についても質問してもらえたので、話を広げることができた」です。
最後に相手が書いてくれた紹介文を読み上げるので、話がちゃんと伝わっていたか、どんな話が印象に残っていたかなども確認することができました。
孤独との向き合い方
2022年4月12日noteより
今日はスタッフさんと面談を行いました。
・訓練中にさびしさ、孤独を感じる
・スタッフさんにどんなとき話しかけていいかわからない
・スタッフさんとの間に距離を感じる
・アドバイスが欲しいのではなく、ただ話を聞いて欲しい
上記のような悩みを打ち明けました。スタッフさんからは下記のような言葉をいただきました。
・一人でいるときより、集団の中で孤独を感じることがある
・休憩中によく他の利用者さんから話しかけられているし、客観的には一人ではない
・利用者さんと話していて予想外のリアクションが返ってきたとしても気にしなくていい、相手もコミュニケーションが苦手だから
・りょんさんがどのくらいスタッフと関わりたいのか分からないから、こちらも探り探りだった
面談をして気づいたのは、本音で話せる相手が少ないということです。雑談をする相手はいますが、自分が深く悩んでいることなどを気軽に打ち明けたり相談したりする相手があまりいませんでした。その相手をスタッフさんに求めていたのだと思います。
その他では、スタッフさんが忙しそうだからと必要な報告が出来なかったときがありました。言わないと「報告しない人」と思われてしまうから、とりあえずアクションを起こすように言われました。
スタッフさんと雑談してもいいか聞きましたが、全然大丈夫とのこと。色んなスタッフと話してみてくださいと言われました。
最後には、悩みの解消に繋がるような本も紹介していただきました。自分が抱えていた不安を聞いてもらえたことで、スタッフさんとの距離が縮まり今までより安心して過ごせるような気がしました。
うつ状態と気づいたきっかけ
2022年4月11日noteより
今年の1月に精神科を受診した際に「うつ状態」と診断され、1ヶ月半ほど自宅療養していました。今回は、うつ状態と気づいたきっかけについて書いていきます。
まず精神科を受診したきっかけは、介護施設で働いていたときの上司からの指摘でした。ある日、上司とマネージャーから話があると個室に呼び出されました。
・心ここにあらずで常にぼーっとしている
・手伝ってもらったことに「ありがとう」と言わないなど、あいさつができていない
・利用者さんとコミュニケーションが取れていない
・動きが遅い
・ミスが増えた
上記のようなことを指摘され、「今の状態だといないのと同じ」「安心して利用者を任せられない」と言われました。
これを言われながら考えていたのは、自分がこんな状態になるまで無理をしていたんだなということです。怒られながら、その様子をもう一人の自分が遠くから眺めているような感覚でした。
この頃、心身にも下記のような自覚症状がありました。
・のどの渇き
・顔まわりに熱っぽさがある
・心臓部の痛み
・イライラした出来事がずっと頭の中で繰り返される
・やろうとしたことをすぐ忘れる
特に記憶力や決断力がかなり低下していました。
・数分前に測った体重が思い出せない
・しりとりで数個前に出たワードが思い出せない
・食器の洗い物をしていて、どこまで洗ったか思い出せない
・数分前に薬を飲んだかどうかわからない
・スーパーで夕食のメニューが決められず思考停止する
上司との面談が終わり家に帰ったとき、何となくうつ病の本を手に取って眺めていました。すると、まさしく今の自分と同じような症状が書かれており、翌日上司にも相談して精神科を受診することになりました。
上司に指摘されるまで、自分がうつ状態という自覚はありませんでした。確かに無気力な日々が多く「生きることに疲れた」と思うときはありましたが、フルタイムで通勤することはできていたし、自分を貶めるようなネガティブな思想もありませんでした。
うつ病の本には「うつ病は自分では気づきにくい」と書かれており、その通りだと思いました。結果的に、無理して本当に潰れてしまう前に気づけてよかったと思っています。
コーダの世界とは?#アベプラ
2022年4月9日noteより
アベプラでコーダの特集がされていたとのことで、観てみました。
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コーダとは、「耳が聞こえない親」を持つ「聞こえる人」とのことです。親とのコミュニケーションは手話・口話(口の動きで伝える)・筆談・身振りなどで行われるそうです。
コーダの苦悩として、幼少期から親の通訳係を任される、親とコミュニケーションが上手く取れない、手話で話していることや親の話し方をバカにされる、嫌味を言われても自分にしか聞こえないなどが挙げられていました。
Twitterでは、コメンテーターの「筆談でいいんじゃない」「あなたの気の持ちようじゃない」「コーダでなくても親子間のコミュニケーションが取れていない家庭はたくさんある」などの発言に怒りを感じている声があるようでした。
確かに、当事者の気持ちを考えると無神経な発言だと思います。言ってること自体はあながち間違いではないと僕は思いますが、当事者自身がそのように考えて前向きになろうとするのと、全く関係ない人が上から目線でアドバイスをするのでは、意味が違ってくると思います。
悩みや苦しみを打ち明けている人には、まず何より共感することが大切だと思います。共感がなければ、どれだけ正しいことを言ってもきっと伝わりません。
ですが、「筆談でいいんじゃない」というのは僕も思いましたし、そのような疑問をぶつけてくれたおかげで「ろう者は書記言語を使いこなすのが苦手な人が多い」ということを知ることができました。
無理解や無神経な疑問をぶつける人も、「共感性や想像力が低い」「鈍感」「思ったことをそのまま口に出してしまう」という特性があるのかもしれないし、実際にそのような言葉をかけられている様子を客観的にみることができたのはある意味よかったです。
僕はコーダについて知りませんでしたが、コーダとは何か、どんなことで苦しんでいるかをほんの少しですが、知ることができました。
僕も障害のある当事者ですが、自分のことを知ってほしいと他人に願うばかりではなく、他のマイノリティや自分とは違うタイプの人のことを理解できるようにしていきたいと思います。
ポーカー
2022年4月9日noteより
昨日のグループワークではポーカーをやりました。ポーカーはドラクエシリーズのカジノでやったことがある程度で、本格的にカードでやるのは初めてです。
僕のグループは4名で行われ、5ゲームを3回やりました。1回目と2回目は僕が1位、3回目は3位でしたが、各回ごとの獲得賞金の総額で僕が優勝することができました。
僕の出した手札で1番強かったのは「スリーカード」でしたが、ほとんど「ツーペア」で勝って小さく賞金を積み重ねた結果勝てました。他の参加者は「ストレート」「フラッシュ」「フルハウス」などが揃っていました。
後半になって気付いたのですが、運だけでなく捨て札の内容を覚えおいてどのカードが来るか予想する力も大切だと思いました。面白かったのでまたやりたいです。
パニックになって遅刻した話
2022年4月9日noteより
今朝、想定外のことが3件立て続けに起こり、パニックになって30分遅刻してしまいました。
実際に起こった出来事と、その時とったリアクション、今後の対策を書いていきます。
<出来事①>
食パンがなく何を食べればいいかわからなかった
<リアクション>
行く途中にコンビニで買うべきか迷ったあげく、前日のご飯が残っていたことに気付き、玉子とウインナーを焼いて食べた
<対策>
食パンは賞味期限が短く買いだめできないので、冷凍の肉まんや焼きおにぎりなどを常備するようにする
<出来事②>
弁当を初めて作ったけど、いつものカバンだと小さくて入らなかった
<リアクション>
どのカバンがいいか、しっくり来るまであれこれ試した
<対策>
弁当箱も入るような大きめのカバンを普段使いにする
<出来事③>
持っていく本が決められなかった
<リアクション>
いま読んでいるストレス対策の本が自分に合っていない気がして、別の本を検討してみたけど、あれこれ5分ほど迷ったあげく同じ本を持っていくことにした
<対策>
通所後、支援員さんに相談した。あれこれ手を出すのではなく、今の本を読み続けるように言われた。具体的に読んだ方がいいところを教えていただき、あとは目次をみて自分ができそう、興味があるところから読んでいけばいいとのこと
うつ状態になったからか、時間に余裕があるためか、決断力がかなり低下している気がします。決断力を高めるのではなく、決断しなくて済むような仕組みを作っていきたいです。
「はぁ」っていうゲーム
2022年4月7日noteより
今日はミニSSTのアイスブレイクで『はぁって言うゲーム』をやりました。
吃音当事者会でも何度かやっているのを見たことがありましたが、僕は一度も参加したことがありませんでした。下記、商品説明よりルールを載せておきます。
例えば引いたお題カードが「はぁ」だった場合、【怒りの「はぁ」】【とぼけの「はぁ」】【感心の「はぁ」】など各プレイヤーに異なるシチュエーションが割り振られ、身振り手振りを使わずに“声"と“表情"だけで表現し、お互いにどのお題を演じているか当て合うというもの。お題は「はぁ」の他にも「えー」「なんで」「うん」といったシンプルな一言の他に、セリフのない「寝顔」「ウィンク」などの仕草や、「早口言葉」「自己紹介」といった変化球のものまで、全部で30種類を収録。
今回は参加者が5名おり、1人2回ずつお題を演じました。僕は【さりげない「ウインク」】【大魔王の「笑い声」】という2つを演じました。
人前で演技をするというのが苦手で、正直やる前は不安もありました。でもやってみたら結構楽しかったです。僕の演技がよかったらしく、他の参加者に何を演じているか当ててもらえて、最終的に同率で優勝することができました。
中には【かわいく〇〇】【ぶりっ子で〇〇】というお題があり、他の男性参加者からは「やりたくねぇな〜」という声が漏れて笑いが起きていました。
本編のSSTでは、自分の強みや弱みが人間関係やコミュニケーションにどのような影響を与えているかについてのワークをしました。
その中で、脳には8つの番地があり、それぞれの成長具合によって強みや弱みに影響していると紹介されていました。
MRI脳画像診断で発達障害改善や脳の成長をサポート「脳の学校」脳ドックでは受けられないMRI脳画像診断を通じて、脳の健康状態だけでなく、自分の長所や潜在能力を知ることが出来ます。発達障www.nonogakko.com
たまたま見つけた上記のサイトで、脳の番地について詳しく書かれていました。各番地ごとにトレーニングが可能とのことなので、試してみたいと思いました。
次のワークでは、怒りの感情についてのワークでした。最近どんなことで怒りを感じたか、その怒りは10段階でどのくらいか。
怒りのメーターが5以上になりそうなときは、そのことを自覚して自分なりのリフレッシュ方法を準備するとよいとのことでした。
もしどうしてもキレそうになったら、「キレることで社会的に失うものは何か」を考えることで冷静になれるとのことです。
最後のワークでは、「自分が他人から怒られたこと」と「自分が他人に対して怒ったこと」をそれぞれ絵で表現して、客観的な視点で考えるという内容でした。
毎週木曜日のワークは絵で表現することが多いので、客観視するトレーニングができてよいと思いました。