Ryo's Diary

日常で感じた違和感や心が動いた体験を書き留めています。主なテーマは仕事、本、吃音など。

おもしろレジャーランド

2022年4月21日noteより

 

本日のミニSSTは、間違い探しのアイスブレイクと「おもしろレジャーランド」というグループワークをやりました。

間違い探しは、ニンゲンで行いました。3人横に並んで30秒間同じポーズを取り、数分後に5カ所変化させて同じポーズを取るので、どこが変わったか当てるというゲームです。

・腕時計が変わる
・胸ポケットの中身が変わる
・Tシャツの袖まくりが無くなる
・ピアスがなくなる

などなど、皆さん工夫して変化させていました。

僕の感想ですが、どのようなポーズを取るか、どのように変化させるかを短時間で考えるのが難しくて少し緊張しました。また、目で見たことを覚えておくのがやっぱり苦手だなと感じました。

本編の「おもしろレジャーランド」は、リーダーシップを見ることを目的としたグループワークで、他の参加者と協力して課題を解決するというワークでした。

ルールとしては、まず下記のような情報が書かれたメモが各参加者にバラバラに配られます。

「このワークの課題の1つは北東のゾーンが何か決めることです」
「〇〇ゾーンは一番北側にあります」
「動物園ゾーンには中華料理の店があります」
「〇〇ゾーンの隣は〇〇ゾーンです」
「このレジャーランドの形は〇〇です」

・メモを他の人に見せるのはダメ
・使用するのは共同で使う1枚の大きなメモ用紙のみ
・単語、絵、図を書くのはよいが文章はダメ

スタッフから開始の声がかかったら、参加者が自発的に声をかけあって情報を共有して、制限時間内に課題を解決するというワークです。

今回のワークをやることで、真っ先に発言する人、率先して情報をメモ用紙にまとめる人、他の参加者に情報提供を求める人、出てきた情報を整理してまとめる人など、それぞれがリーダーシップを発揮してワークに取り組んでいました。

僕は持ってる情報を提供することはできましたが、他の人のように率先して意見を出したりリーダーシップを発揮することはできませんでした。

最後に、各参加者がどのようなリーダーシップを発揮していたかを「タスク遂行力」と「ヒューマンスキル」で評価して、印象に残った発言などをフィードバックし合いました。僕は「情報をしっかり提供していた」「場の雰囲気を和らげていた」などの評価をいただきました。

今回のワークをやってみて、やはり自分にはリーダーのような役割は向いておらず、裏方でサポート役に回った方が向いてるなと実感しました。

インタビューゲーム

2022年4月13日noteより

 

本日のSSTは「インタビューゲーム」という内容でした。

ペアを作り、片方が好きなことを一方的に20分間質問します。
時間がきたら交代します。

質問する内容は何でもOK
答えたくないことは無理に答えなくてOK
聞かれてないことを話してもOK

コツとしては、「相手」に興味を持つか、「相手の話」に興味を持つとよいとのことです。

その後、インタビューした内容をもとに、その相手になりきって「私は〇〇です。趣味は〇〇で…」という自己紹介のような文章を書いていきます。

最後は、ペアになった方と文章を交換して、書いた文字が読めるか、発表したくないことはないか等を確認して、各自がその文章をそのまま(自分の言葉に変換せず)発表していきました。

このワークをやる目的は、
・相手の話をきく(聞く、聴く)
・聞いた情報を取捨選択して要約する
という力を身につけることです

実際にワークをやった感想は、「相手の職歴や趣味について深く追求して話を聞くことができた」「大衆受けしない、マニアックな話についても質問してもらえたので、話を広げることができた」です。

最後に相手が書いてくれた紹介文を読み上げるので、話がちゃんと伝わっていたか、どんな話が印象に残っていたかなども確認することができました。

孤独との向き合い方

2022年4月12日noteより

 

今日はスタッフさんと面談を行いました。

・訓練中にさびしさ、孤独を感じる
・スタッフさんにどんなとき話しかけていいかわからない
・スタッフさんとの間に距離を感じる
・アドバイスが欲しいのではなく、ただ話を聞いて欲しい

上記のような悩みを打ち明けました。スタッフさんからは下記のような言葉をいただきました。

・一人でいるときより、集団の中で孤独を感じることがある
・休憩中によく他の利用者さんから話しかけられているし、客観的には一人ではない
・利用者さんと話していて予想外のリアクションが返ってきたとしても気にしなくていい、相手もコミュニケーションが苦手だから
・りょんさんがどのくらいスタッフと関わりたいのか分からないから、こちらも探り探りだった

面談をして気づいたのは、本音で話せる相手が少ないということです。雑談をする相手はいますが、自分が深く悩んでいることなどを気軽に打ち明けたり相談したりする相手があまりいませんでした。その相手をスタッフさんに求めていたのだと思います。

その他では、スタッフさんが忙しそうだからと必要な報告が出来なかったときがありました。言わないと「報告しない人」と思われてしまうから、とりあえずアクションを起こすように言われました。

スタッフさんと雑談してもいいか聞きましたが、全然大丈夫とのこと。色んなスタッフと話してみてくださいと言われました。

最後には、悩みの解消に繋がるような本も紹介していただきました。自分が抱えていた不安を聞いてもらえたことで、スタッフさんとの距離が縮まり今までより安心して過ごせるような気がしました。

うつ状態と気づいたきっかけ

2022年4月11日noteより

 

今年の1月に精神科を受診した際に「うつ状態」と診断され、1ヶ月半ほど自宅療養していました。今回は、うつ状態と気づいたきっかけについて書いていきます。

まず精神科を受診したきっかけは、介護施設で働いていたときの上司からの指摘でした。ある日、上司とマネージャーから話があると個室に呼び出されました。

・心ここにあらずで常にぼーっとしている
・手伝ってもらったことに「ありがとう」と言わないなど、あいさつができていない
・利用者さんとコミュニケーションが取れていない
・動きが遅い
・ミスが増えた

上記のようなことを指摘され、「今の状態だといないのと同じ」「安心して利用者を任せられない」と言われました。

これを言われながら考えていたのは、自分がこんな状態になるまで無理をしていたんだなということです。怒られながら、その様子をもう一人の自分が遠くから眺めているような感覚でした。

この頃、心身にも下記のような自覚症状がありました。
・のどの渇き
・顔まわりに熱っぽさがある
・心臓部の痛み
・イライラした出来事がずっと頭の中で繰り返される
・やろうとしたことをすぐ忘れる

特に記憶力や決断力がかなり低下していました。
・数分前に測った体重が思い出せない
・しりとりで数個前に出たワードが思い出せない
・食器の洗い物をしていて、どこまで洗ったか思い出せない
・数分前に薬を飲んだかどうかわからない
・スーパーで夕食のメニューが決められず思考停止する

上司との面談が終わり家に帰ったとき、何となくうつ病の本を手に取って眺めていました。すると、まさしく今の自分と同じような症状が書かれており、翌日上司にも相談して精神科を受診することになりました。

上司に指摘されるまで、自分がうつ状態という自覚はありませんでした。確かに無気力な日々が多く「生きることに疲れた」と思うときはありましたが、フルタイムで通勤することはできていたし、自分を貶めるようなネガティブな思想もありませんでした。

うつ病の本には「うつ病は自分では気づきにくい」と書かれており、その通りだと思いました。結果的に、無理して本当に潰れてしまう前に気づけてよかったと思っています。

コーダの世界とは?#アベプラ

2022年4月9日noteより

 

アベプラでコーダの特集がされていたとのことで、観てみました。

#アベプラ ②コーダの世界とは?耳が聞こえない両親をもつ子ども @ABEMA で無料配信中 https://abema.app/vs88


コーダとは、「耳が聞こえない親」を持つ「聞こえる人」とのことです。親とのコミュニケーションは手話・口話(口の動きで伝える)・筆談・身振りなどで行われるそうです。

コーダの苦悩として、幼少期から親の通訳係を任される、親とコミュニケーションが上手く取れない、手話で話していることや親の話し方をバカにされる、嫌味を言われても自分にしか聞こえないなどが挙げられていました。

Twitterでは、コメンテーターの「筆談でいいんじゃない」「あなたの気の持ちようじゃない」「コーダでなくても親子間のコミュニケーションが取れていない家庭はたくさんある」などの発言に怒りを感じている声があるようでした。

確かに、当事者の気持ちを考えると無神経な発言だと思います。言ってること自体はあながち間違いではないと僕は思いますが、当事者自身がそのように考えて前向きになろうとするのと、全く関係ない人が上から目線でアドバイスをするのでは、意味が違ってくると思います。

悩みや苦しみを打ち明けている人には、まず何より共感することが大切だと思います。共感がなければ、どれだけ正しいことを言ってもきっと伝わりません。

ですが、「筆談でいいんじゃない」というのは僕も思いましたし、そのような疑問をぶつけてくれたおかげで「ろう者は書記言語を使いこなすのが苦手な人が多い」ということを知ることができました。

無理解や無神経な疑問をぶつける人も、「共感性や想像力が低い」「鈍感」「思ったことをそのまま口に出してしまう」という特性があるのかもしれないし、実際にそのような言葉をかけられている様子を客観的にみることができたのはある意味よかったです。

僕はコーダについて知りませんでしたが、コーダとは何か、どんなことで苦しんでいるかをほんの少しですが、知ることができました。

僕も障害のある当事者ですが、自分のことを知ってほしいと他人に願うばかりではなく、他のマイノリティや自分とは違うタイプの人のことを理解できるようにしていきたいと思います。

ポーカー

2022年4月9日noteより

 

昨日のグループワークではポーカーをやりました。ポーカーはドラクエシリーズのカジノでやったことがある程度で、本格的にカードでやるのは初めてです。

僕のグループは4名で行われ、5ゲームを3回やりました。1回目と2回目は僕が1位、3回目は3位でしたが、各回ごとの獲得賞金の総額で僕が優勝することができました。

僕の出した手札で1番強かったのは「スリーカード」でしたが、ほとんど「ツーペア」で勝って小さく賞金を積み重ねた結果勝てました。他の参加者は「ストレート」「フラッシュ」「フルハウス」などが揃っていました。

後半になって気付いたのですが、運だけでなく捨て札の内容を覚えおいてどのカードが来るか予想する力も大切だと思いました。面白かったのでまたやりたいです。

パニックになって遅刻した話

2022年4月9日noteより

 

今朝、想定外のことが3件立て続けに起こり、パニックになって30分遅刻してしまいました。

実際に起こった出来事と、その時とったリアクション、今後の対策を書いていきます。

<出来事①>
食パンがなく何を食べればいいかわからなかった

<リアクション>
行く途中にコンビニで買うべきか迷ったあげく、前日のご飯が残っていたことに気付き、玉子とウインナーを焼いて食べた

<対策>
食パンは賞味期限が短く買いだめできないので、冷凍の肉まんや焼きおにぎりなどを常備するようにする

<出来事②>
弁当を初めて作ったけど、いつものカバンだと小さくて入らなかった

<リアクション>
どのカバンがいいか、しっくり来るまであれこれ試した

<対策>
弁当箱も入るような大きめのカバンを普段使いにする

<出来事③>
持っていく本が決められなかった

<リアクション>
いま読んでいるストレス対策の本が自分に合っていない気がして、別の本を検討してみたけど、あれこれ5分ほど迷ったあげく同じ本を持っていくことにした

<対策>
通所後、支援員さんに相談した。あれこれ手を出すのではなく、今の本を読み続けるように言われた。具体的に読んだ方がいいところを教えていただき、あとは目次をみて自分ができそう、興味があるところから読んでいけばいいとのこと

うつ状態になったからか、時間に余裕があるためか、決断力がかなり低下している気がします。決断力を高めるのではなく、決断しなくて済むような仕組みを作っていきたいです。