Ryo's Diary

日々の中でふと気になったことや感じたことを忘れないうちに書いていきます。主なテーマは仕事、読書、映画、吃音など。

かけてほしい言葉

先日、悪口を言ってしまう人の気持ちについて記事を書きました。実は私も2年ほど前に友人からSNSで実名を晒され罵詈雑言を浴びせられた経験があります。

 

その友人とは自助団体を通じて知り合いました。怖そうに見える容姿とは裏腹にすごく真面目な性格で、自分のことより相手のことを優先して考える優しい心の持ち主でした。

 

ところがあるとき、彼は仕事を解雇されたり好意を寄せていた女性から拒絶されたりと不幸が重なり、元々抱えていた障害の悩みもあって精神的にかなり追い詰められている様子でした。

 

私は友人として相談に乗ったり悩みを聞いていたのですが、彼の言動は次第に否定的なものばかりに。どれだけ慰めたりアドバイスをしても受け入れず、自虐的な発言や不満ばかりが溢れ出ていました。

 

今思えば、その時点で彼と距離を取るべきだったと反省しています。精神病を抱えている人の相手をするには強い気持ちが必要で責任を伴うから。

あのときは少しでも彼の助けになりたくて、毎日電話で話したり何か良い方法はないかと自分なりに調べて彼と向き合っていました。しかしどれだけ励ましても「俺には無理だ」と受け入れず、延々と愚痴を私にこぼし続けました。

 

毎日朝から晩まで何十通も愚痴のメールを送り続けられる日々に私のストレスも大きくなり、とうとう我慢の限界が来てしまいました。

「いい加減にしろ!お前の愚痴を聞かされるたびに俺まで嫌な気待ちになるんだよ!俺はお前の愚痴を聞くために生きてるんじゃない!」

 

そのあと私から彼の連絡先をブロックして数ヶ月ほど連絡は途絶えました。その後、久しぶりに再会したときには彼の方から謝罪してくれて、また二人で一緒に遊ぶ仲になりました。しかし彼が抱えている心の病は日を追うごとに大きくなり、いつの間にか彼の人格を破壊していました。

 

SNSで支離滅裂な言動をするようになり、そしてついに感情が爆発してその矛先が私に向けられました。

 

「死ね」「俺がおかしくなったのはあのときのお前の発言のせいだ」 「俺は精神的な病を抱えていたんだからもっとそのことを理解しろ」などとSNSで書かれ、また私が彼を殺そうとしたとか女性関係に問題があるなど事実と異なる情報を流して私の社会的評価を下げようとしていました。

 

しかし彼の発言を見たとき、全く怒りの感情は湧いてきませんでした。むしろ彼のことを心配している自分がいた。彼は自分の中に抑え込んでいた抱えきれないほどの感情を誰かにぶつけたくて、その相手に私は選ばれたんだなって。

 

前述しましたが、彼は元々とても優しくて真面目な人柄です。誰かを傷付けるためにあのような発言をする人間ではないって知ってる。私を傷付けたいというのが本意ではなく、誰かを傷付けることで楽になりたかったんだとすぐにわかりました。

 

彼の発言には一切反応しないまま、彼と距離を取ることにしました。発言の内容については怒ってないけど、彼の気持ちや精神状態が落ち着くまでは関わらない方がいいと判断したから。

 

 

そしてようやくタイトルの本題に入ります。前置きが長すぎました…笑

 

彼がSNSで上記の発言をしたとき、私と彼を知る関係者のほとんどが「〇〇がヤバイ」「〇〇が壊れたw」など彼の発言にばかり注目していました。ですが二人だけ、私のことを心配してメールをくれた人達がいました。

 

「どれだけ悪口を言われても自分が間違っていないと信じていれば気にすることはない。社会的評価を下げる内容が書かれていても、私のことをちゃんと知ってくれている人なら真に受けず信用しくれるはず。」

 

そうは思っていても、正直心のどこかでは不安だった。彼の発言を見た他の人はどう思うんだろうって。

 

そんなとき私を心配してくれるメールをもらえたことがすごく嬉しかった。それからしばらく経ったときにも「りょうさん〇〇に酷いこと言われてましたよね。私はりょうさんは悪くないんだろうなって思ってた」って言ってくれた人がいてすごく安心した。

 

人に悪口を言われたとき、「気にすることないよ」「私はあなたの味方だよ」「あなたのこと信じてるよ」という言葉をかけてもらえるのが一番嬉しくて安心するのかなと思います。

 

そういう人間関係を築くには、愚痴を聞いてくれる友達を作ること。自分を信頼してくれる仲間を増やすことが大切だと思いました。

 

昔から他人に心を開くことが苦手。自分の情報を教えず一人で抱え込むことが多いから、もっと自己開示して深い人付き合いができるようにしていきたいです。

 

 

追記

私があれだけ言われても彼のことを嫌にならなかったのは、数少ない(というかほぼいない)友達である彼を失いたくなかったからかもしれません。私が何か新しいことに興味を持ったときには「面白そうだね」って必ず肯定してくれた。一緒にどこかへ遊びに行くときは自分から車を出してくれたり、私の意見に合わせてくれた。一番素の自分を出せる貴重な存在でした。数人でもいいから彼のような友達がまたできればいいなと思う。