コンセンサスゲーム
2022年5月21日noteより
先日のミニSSTではコンセンサスゲームをやりました。コンセンサスとは「合意形成」という意味であり、多数決ではなく皆の合意を得て物事を決めていくというワークでした。
具体的には、雪山に遭難した際に10個のアイテムがあり、それぞれの優先順位を話し合って決めるという内容でした。
僕は今回リーダーをさせて頂きました。始めに一人ずつ10個のアイテムの順位を言ってもらったあと、次に1位にしたものの理由を聞いていきました。
ここでスタッフからヒントがあり、先に共通のゴールを思い描いてから話を進めていくといいと言われました。雪山から自力で脱出するのか、救助を待つのか。それぞれの仮説を出し合って話を進めていきました。
僕はリーダーとして、自分が引っ張るというより皆に傾聴して考えを聞いていきました。しかし、時間内に順位を全て決めることができませんでした。
後半になって分かったのですが、それぞれがイメージしている前提条件が違っていました。その前提によっても必要なアイテムの順位が変わってくるので、始めにすり合わせておく必要があったと思いました。
そして、時間内に決められなかったことから、ただ傾聴するだけでは物事は決められず、リーダーとして説得したり決断したりする必要性があると感じました。