Ryo's Diary

日常で感じた違和感や心が動いた体験を書き留めています。主なテーマは仕事、本、吃音など。

白ゆき姫殺人事件(ネタバレなし)

白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)

白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫) | 湊かなえ | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

 

湊かなえの小説「白ゆき姫殺人事件」を読んでみました。物語の構成が独特で、想像していたのとは全く違う展開に戸惑いながらも結末が待ちきれず一気に読み切りました。

 

登場人物の心情は一切描かれてなく、週刊誌の記者を中心に各人の証言や手紙、SNSのやり取りなどから事件の謎に迫っていくというあらすじです。話を聞く相手によって浮かび上がる容疑者や被害者の人物像が全然違い、誰の言うことを信じていいのかわからなくなってきます。

 

このように誰かに情報を伝えたいとき、話を少しだけ盛ってしまったり、事実の一部分だけ話して知られたくないことはあえて話さないといったこともあると思います。または自分の主観や思い込みを混じえて色付けしてしまったり。

 

あらゆる情報が簡単に手に入る現代、悪意のある人の言葉や間違った情報に流されてしまわないよう、メディアリテラシーを養わなければいけないと考えさせられる物語でした。

 

おまけ(昔読んだ本にて)

『目の前の人(Aさん)が「50代の男性」に見えるか、「スケベ親父」に見えるか、それとも「視覚障害者」に見えるか。それはAさんの問題ではなく、Aさんを見る私自身の問題であるのだ。Aさんとの心情的な距離やその場の状況によって相手がどう見えるかが変わってくる』

 

僕は周りの人が言う「あの人はこういう人だ」という話は鵜呑みにしないようにしています。実際に会って話してみて、自分にとってどういう人かを確かめていきたいから。案外悪く言われている人ほど真面目で根はいい人ってパターンがよくあるので。

アンガーマネジメント

○×まんがでスッキリわかる もう怒らない本

 

昨日買って読んだ本。子供の頃から怒りの感情に振り回されていました。普段から我慢することばかりでストレスを溜め込み、あるとき抱えきれなくなって爆発してしまう。人目を憚らず叫び散らしたり、物に強く当たり壊してしまうことが今でもあります。

 

「怒りは人生を壊すことができる唯一の感情である」と本に書いてありました。思い返すと、子供の頃から学校で傷害事件を起こしたり友人に酷い暴言を吐いて関係を壊してしまうことが少なくありませんでした。

 

高校生になった頃からは「もう怒りの感情で誰かを傷付けたり大切なものを壊したくない」と気にするあまり、自分を出せなくなってしまいました。そのせいで周りに誤解されたりすれ違いが重なって更にストレスを抱えていました。

 

大人になった今でも自分を出さず我慢ばかりしていますが、仲良くなった人にはつい甘えてしまい感情をぶつけてしまうことがあります。それは悪いことではないかもしれないけど、やり方を変えないと今のままでは誰かと長く付き合い続けることが出来ません。

 

アンガーマネジメントの本を読むことで怒りが沸く仕組みや対処法を学んだり、正しい知識を得ることができました。例えば、「相手を攻撃して怒ることでストレス発散になる、スッキリするというのは間違い」「愚痴は言えば言うほど忘れられなくなる。小さな怒りがやがて怨恨のようなものに成長する」などは反対だと勘違いしていました。

 

今までの失敗経験から人と関わることが怖くて今でも距離を取ってしまいがちですが、怒りの感情と上手く付き合ってより良い人間関係を築けるようにしたいです。

 

2018年やりたいこと

ハーフマラソン出場

②空手の大会出場

③開脚で頭を床につける

④自転車で一泊二日の旅に行く

⑤自転車で知多半島一周する

⑥バイクで長野にキャンプ行く

⑦『路上に咲く花』弾き語り

⑧様々な挑戦・冒険をする

 

「一年の計は元旦にあり」と言いますが、気付けば1月も半ば…。今更ですが2018年やりたいことを書き出してみました。

 

順番に答えていきます。

 

ハーフマラソン出場

数ヶ月前からランニング始めました。言友会仲間に言われた「マラソンは努力を裏切らない。走った分だけついてくる」という言葉が心に残り、今では週3回程度30分は走るようにしています。昨年末ハーフマラソン申し込んでいたのに急遽出張が入り参加できなくなったので今年こそは走ります!

 

②空手の大会出場

最後に大会に出たのは3年前かな?20代後半に入りこれから体力が衰えていくと思うと焦りが出てきたので、満足できるほど稽古できなくてもまずは大会に出ます!

 

③開脚で頭を床につける

これが一番難しいかもしれない。高校生の頃から目標としているけど、何年経ってもこれだけは達成できない。昨年流行った「1ヶ月でベターっと開脚ストレッチ」を参考に今年こそはこの壁をぶち破ります!

 

④〜⑥自転車、バイクで旅に出る

自転車で旅に出る体力はあるし、キャンプに行く道具も揃えてある。それなのに「いつか行こう」と思ったまま結局昨年は行動に移せなかった。今年は「やろうと思えばいつでもできる」と後回しにしがちなことをどんどん消化していきます!

 

⑦『路上に咲く花』弾き語り

これも実際に練習してみないとわからないけどYouTubeで初心者向けの動画見てたら弾けそうな気がしてきた(笑)基礎にこだわり過ぎずまずは見よう見まねで弾いてみたいと思います。目標は毎年秋頃に行われるカラオケ例会での披露! 

 

⑧様々な挑戦・冒険をする

ざっくりしてますが、例えば「人前で発表する」「新しい活動に参加する」「普段とは違う道を通る(色んな意味で)」など何かに勇気を出して一歩踏み出したり、好奇心の赴くままに初めてのことにチャレンジしていきたいです!

 

年末頃、どれだけ目標を達成できたかブログで発表します( ^_^)/~~~

 

自分の人生

「あなたは自分の人生を生きてますか?」

 

これは1年以上前、言友会の例会に講師として来ていた自律神経専門家のZさんが皆に問いかけた質問です。僕は昔から他人の顔色ばかり伺って、自分の言いたいことが言えなかったり本当にしたいことを我慢して生きてきました。

 

例えば、「頼みごとをされたけど、断ったら迷惑かけたり嫌われるかもしれないから断れない」「何年も携わってきた活動を辞めたいけど、今まで共に頑張ってきた仲間や応援してくれている人達を裏切ることになるから辞められない」「皆と違う意見を言ったら批判されるから本音を言えない」など。

 

Zさんは「人は思い込みに囚われて生きている」という話をしていました。“こうしなければいけない”という思い込みが、本当にやりたいことの邪魔をする。もっと自分の価値観を信じて、自分の好きなように生きていいんだ。他の誰のものでもない、自分の人生なんだから。

 

下記に印象に残っている名言を載せておきます。

 

人の言うことなんて気にしちゃだめだよ。

「こうすれば、ああ言われるだろう・・・」

こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう。  -ジョン ・レノン-

 

常識とは、その人が18歳までに身につけた思い込みの集大成である。

 

迷惑の価値観。日本は「迷惑をかけずに生きろ」と教えられる。だから今の若い子たちは自分を出せない。本音を出せない。やりたいことをできない。周りを気にしすぎてチャレンジできない。

でも海外は違った。自分のやりたいことをやってたら迷惑をかけるのは当たり前。ただ迷惑をかけられたとき、それを許せる広い心を持ちなさいと教える。 - YouTuberジョーブログ-

 

自己満足で構わないからオリジナルを貫け

才能や若さじゃないその心は何を叫んでる?

何が正しいかわからない夜

答えは既に君の中にある

-『路上に咲く花』の歌詞より-

 

ジョーブログを見て、一つのことにとらわれず色んなことに挑戦する生き方も素敵だなと思うようになりました。僕は昔から一つのことに興味を持ち続けることが苦手で、ある程度満足したら興味を無くすことがよくあります。

 

僕が空手の稽古を続けられなくなった理由のひとつは、ダラダラと中途半端な稽古を何年も続けてきてこれでは一生強くなれないと悟ったからです。他にやりたいことも多く、プライベートを犠牲にして継続して稽古を続ける覚悟もできませんでした。

でも、黒帯を取るという目標を掲げて、それを成し遂げたら今度は他の目標を見つけるという考え方をすればまた頑張れるんじゃないかなって気がします。(黒帯取得後は、また空手の中で他の目標を見つけられる可能性もある。今までは、実際に強くなれればいいと昇級審査は受けてこなかった。大切なのは、期限を決めて短期間集中する事と、越えられると思えるハードルでゴールを設定する事だと思います。)

 

5年前に興味本位で買ってみたギター。実際に弾いてみると最初のコードを覚える段階で挫折して諦めたけど、たった一曲だけでいいなら弾けるようになれるかもしれない。コードも必要最小限だけ覚えればいいと思えばまた挑戦してみようという気持ちが芽生えました。

 

『路上に咲く花』の歌詞に心打たれて、自分も弾き語りできるようになりたい。上手くできなくて笑われたり馬鹿にされることもあるかもしれないけど、自己満足でいいから自分のやりたいことは我慢せず挑戦していける人生にしたいです。

心に響く歌

亀田興毅に勝ったら1,000万円企画などで注目を浴びるようになったYouTuberジョーブログ。「国境のないウクレニスト」として活動するHACHIさんという方から楽曲提供を受けて今年元旦にリリースした『路上に咲く花』という曲がすごく良い。特に歌詞が心に響くので、シェアします。

 

『路上に咲く花』

その夢は逃げたりしない

叶う日を待っている

 

狭い部屋の壁に寄りかかり

見上げた宇宙に問う

 

小さい頃、描いてた人に

近づいているのかな?

 

時が流れて歳を重ねて

体ばかり大きくなり

 

大事なものが見えなくなる前に

自分と仲良くしよう

 

大人になったら何になりたい?

あの頃毎日考えてたのに

 

大人も子供も関係ないぜ!

なりたい自分にいつでもなれるぜ!

 

本当は

 

今日も誰かと出逢い

熱い未来を語り

 

そして同じ夢を描き

日が暮れて星は輝き

 

いつか重なる舞台で

この続きをしようぜ!

 

さっきまでは他人同士

今は大事な友達

 

ドブ川の中に飛び込むネズミ見て

笑っている人がいる

 

ドブ川の中に咲く一輪の花を見て

涙流す人がいる

 

この世界は捉え方ひとつで

君も美しくなれる

 

路上に座ってうごめく人を見れば

街も呼吸をしてる

 

大人になったら何処へ行こうか?

宝の地図をまたかき直そうよ

 

性格も環境も関係ないぜ!

やるかやめるかは自分で決めれるぜ!

 

本当は

 

この旅の終わりに

何が待ってるのだろう

 

今はわからなくても

その涙は明日を照らすでしょう

 

グッと我慢する日もある

でもそれは諦めなんかじゃない

 

どの回り道にも意味がある

君は前に進んでる

 

大人になった今、何をしようか?

あなたはどんな人になりましたか?

 

哲学も宗教も関係ないぜ!

僕らは幸せになるために生まれた!

 

本当は

 

自己満足で構わないから

オリジナルを貫け!

 

才能や若さじゃない

その心は何を叫んでいる?

 

何が正しいかわからない夜

答えは既に君の中にある

 

その夢は逃げたりしない

叶う日を待っている

 

その夢は逃げたりしない

君のことを待っている

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音楽鑑賞について、今まで歌詞ってあまり意識したことがなくて流行っている曲を適当に聴いていただけでした。でも、初めて歌詞が心にスッと入ってきて気持ちが奮い立たされるとても素晴らしい歌でした。

 

作詞はHACHIさんですが(追加分はわからないけど)、ジョーブログ本人が自らの挑戦を通して伝えたいことと同じなんだろうなというのが伝わってきました。

 

彼の旅動画のおかげで海外旅行へのハードルが下がり旅を身近に感じさせてくれたり、短期間でプロボクサーになるため必死に努力している姿を見て勇気付けられたり…。ジョー君とは年齢も同じなので感情移入しやすいのか、何かと影響を与えてくれている人物です。

 

今年の初泣きも、彼がプロデビュー戦で勝利を飾った瞬間だったので…笑

 

彼の熱い言葉で紹介したいことがまだまだあるのでまた時間があるとき書いていきます。

 

では。

 

 

リカ

リカ

出会い系サイトで知り合った「リカ」という女から執拗なストーカー行為をされるという物語。ホラー小説ということで、やや現実離れした怪物のような女が出てきました。

 

ネットで知り合い、実際に会う前のメールだけのやりとりをしている間が一番楽しいみたいな会話が出てきましたがすごく共感。相手の顔が見えないからこそ、自分の気持ちや感情を素直に伝えられることがあるし、普段は絶対言えないような恥ずかしいセリフも言えちゃったりするから。

 

自分の過去の恋愛を振り返ると全員メールを通じて関係を深めていたことに気付く。悩み相談に乗ったり貸してくれた本の感想を伝えたりとメールが始まるきっかけは偶然だけど、そこから少しずつ話題が広がり関係が深まっていく。

 

昔はネットで出会う人なんて信用できないという風潮があったけど、今では共通の趣味や悩みを持つ人と簡単に繋がることができて素敵な出会いに溢れています。まあときには、リカのような怪物も紛れているかもしれませんが…。

 

でもメールを重ねれば、その文面から誠実さだったり性格は伝わります。僕も直接言葉で自分の気持ちを伝えることが苦手なので、そういうときはメールで伝えていきたいです。

言友会に参加する目的

過去のFacebookを遡って見ていると、言友会に入った当初は吃音を中心にしか物事を考えることができていなかったことがよくわかります。それでも吃音活動には今と比べ物にならないほど情熱的で、長々と言友会について書いていたノートを見つけたので貼っときます。

 

2014年5月15日0:18 .
『言友会に参加する目的』
最近身近な人から言友会に参加することを反対されるようになりました。そこで僕がどういった目的で言友会に参加しているかを書いていきます。

 

言友会とは吃音(どもり)と呼ばれる言語障害を持つ人達が集まるセルフヘルプグループで、この会に参加している人達の当初の目的は「吃音を直したい、悩みを共有できる仲間がほしい、情報交換のため」など様々です。僕が言友会に入ったのは「同じ悩みを持つ人達と話がしてみたい」という理由からでした。

 

言友会に参加してから吃音観は大きく変わり様々な経験をすることができました。まず人前でどもることに以前ほど抵抗がなくなったこと。飲食店や電話対応から逃げることもなくなりました。これは他の人がどもりながら話す姿を客観的に見ることで自分が思っていたよりかっこ悪いものではないと気付けたからです。

 

一番の変化は"どもることで悩んでもいい"と思えるようになりました。以前はこの程度のことで悩んでる自分が情けないと思っていて誰にも相談出来なかったけど、今は堂々と吃音のことやそれで悩んでることを打ち明けることができます。

 

健常者からは「悩みは自分一人で抱えるもので誰にも打ち明けるものではない、慰めて欲しくて甘えてるだけ」と指摘されることもあります。そういう考え方の人もいるかもしれませんが僕は悩みがあったり辛い時は誰かに相談したり吐き出してもいいと思っています。特に吃音という目に見えない障害は自分から悩んでることを伝えないと周りからなかなか理解してもらえないから。また吃音がどれだけ辛い障害かを皆にわかってほしくて伝えていることもあります。

 

「悩みが軽くなったなら言友会を退会するべき。いつまでも慰め合って何になる」という声も見られますが言友会は単に吃音のある人達が日々の愚痴や悩みを打ち明けて慰めあってる団体ではありません。最初は悩んでいても今では吃音がある自分を受け入れて前向きに日々を過ごしている人達もたくさんいます。

 

それでもやはり悩んでる人達はたくさんいて毎月のように新しい人が言友会の門をたたきます。そういう人達に自分の体験談や経験から対処法を話したり、ときには自らが生き方のモデルとなってその人の進むべき道を教えてあげることもできます。

 

また吃音当事者以外にも、吃音がある子どもを持つ保護者に自分の学生時代の体験談を話し「あのとき親にはこうしてほしかった」など伝えたり、言語聴覚士の養成校に行き吃音者はどのようなことで悩んでるか、どういう対応をしてほしいかなどの要望も伝えています。一般の人向けには吃音という障害があることを街中でパンフレットを配るなどして認知度を広める活動もしています。

 

「言友会のなかでは話せても退会して自立しないと一般の社会では話せないのではないか」ということも言われますが、例えば僕は昨年の忘年会の幹事を担当させて頂いたり先月は花見&BBQの担当もして、普段の生活ではなかなか出来ないことなのでこういう経験が一般の社会に出ても役に立つと思います。

 

また例会では苦手な状況に合わせた訓練などもしていて、そこで練習することで本番でのハードルを下げることができます。そうなると言友会で練習しないと本番に行けないんじゃないかと思われますが、それは成功体験を増やすことで予期不安も少なくなりいずれは言友会に頼ることなく本番に向かえるようになります。

 

「いずれは吃音を全く気にせず生活できるようにするべき」という人もいますが吃音は現状では治療法もなく一生付き合っていくことになります。症状がひどいときは仲のいい人の前でも全く話せなくなるし仕事でも役に立てないこともあります。そういうときに全く気にするなというのも正直無理だと思います。こうやって無理だと決めつけているところが健常者から批判されるかもしれませんが、自分がどれだけ話したくても言葉が出てこなくて相手に迷惑をかけたり伝えたいことが伝えられなかったらやっぱり落ち込みます。

 

「学会など何のために参加する?出来ないことを何でも障害のせいにして言い訳してるだけではないのか」という意見。確かにそういうところもあるかもしれません。吃音と発達障害は密接に関係してると聞くと自分もそうなのかと思い込み「自分は発達障害なのだからできないのは仕方ないや」と開き直ることもたまにあります。

 

ただ決して自分に何でも障害を当てはめて言い訳にしたいがために勉強してるわけではなく、もし本当にそういう傾向があるならどういう対処法があるかを知りたい。もし幼い頃から感じていた生きづらさに原因があったのだとしたらそれを調べて、現在同じことで悩んでるこどもたちの力になりたいという気持ちもあります。

 

僕は言友会に入って救われました。吃音で人生を狂わされたくらいに考えていたのに、言友会の皆と出会えたことで性格も明るくなり毎日そこそこ楽しく過ごしています。だから言友会はもう退会して自立するべきと言われ寂しくなりました。お互い相手の気持ちがよくわからず誤解してるところもあると思いますが、この記事を見て少しでも僕の気持ちが伝わってくれればいいなと思っています。

 

※少し表現で気になるところは書き換えました。