Ryo's Diary

日常で感じた違和感や心が動いた体験を書き留めています。主なテーマは仕事、本、吃音など。

人生は自分の心を映し出す鏡

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久しぶりに読んだら泣けた。ここ数日、自分のやりたいことが出来ない状況が続いたり、今までに色んな人に言われた傷付く言葉を思い出してはイライラしたりで、心がやすらぐことがなかった。

 

そして昨日、自分の中で何かがはじける音がして、とうとう感情を抑えることが出来なかった。ひどく後悔したし、そんな風になってしまう自分が怖かった。

 

頭を冷やそうと自分の部屋に閉じこもっていたとき、ふと本棚の片隅にあったこの本が目に入った。気付いたときには読み始めていた。

 

「人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気付かせてくれるために起こります。そして、あなたに解決できない問題は決して起こりません。あなたに起きている問題は、あなたに解決する力があり、そしてその解決を通じて大切なことを学べるから起こるのです。」

 

現在の境遇が受け入れ難くて、毎日とても苦しかった。自分の意思を尊重できず流された結果のこととはいえ、結局は自分で選んでしまった道でもある。人生で初めて後悔という感情を味わった。

 

そんなときだからこそ、上記の言葉は心に沁み渡った。自分がいま、一番必要としている言葉だったから。

 

辛いことはたくさんある。それでも、それのおかげで気付けたこともたくさんある。自分の身に降りかかる困難は、全て起こるべくして起こっていて、何かを気付かせてくれるために起こっているのだとしたら、どんなことも受け入れられる気がする。

 

もうひとつ、「ゆるす」ことについて書かれていた内容も大切なことを気づかせてくれた。

 

「『ゆるす』とは、過去の出来事へのとらわれを手放し、相手を責めることをやめ、今この瞬間のやすらぎを選択すること。」

 

自分の周りには「ゆるせない」人がたくさんいた。毎日その人たちのことを考えて心の中で責めては、一人で苦しんでいた。

 

でもそんな毎日、もうコリゴリ。だから、もう「ゆるす」ことにしよう。他の誰のためでもなく、自分のために。苦しみから解放されて、自分の人生を生きるために。

 

私はあなたをゆるします。私自身の、自由のために。

私はあなたをゆるします。私自身の、幸せのために。

私はあなたをゆるします。私自身の、やすらぎのために。