Ryo's Diary

日々の中でふと気になったことや感じたことを忘れないうちに書いていきます。主なテーマは仕事、読書、映画、吃音など。

ストレスと向き合う

昨年9月頃の話ですが、大きなストレスを抱えていて精神科に通院していた時期があります。仕事では理不尽で威圧的な態度を取る先輩に対するストレス、出張が多くて自分のやりたいことが出来ないことへの欲求不満、要領良く仕事をこなしたり人付き合いができない自分への苛立ちなど。プライベートでも人間不信になるようなことがあり、心の拠り所としていたサークル活動にも顔を出せずにいました。

 

仕事中でも考えごとばかりして作業に集中できなかったり、家に帰ってからもイライラが治らず大声で叫んだり物を壊してしまうことがありました。

 

ある日、ストレスや不眠でどうしても仕事に行く気分になれず会社を休んでしまった日があります。そのまま当日でも受診できる精神科を探して医師に相談したところ、適応障害という診断を受けました。(以下参照)

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適応障害という言葉は聞いたことがあったけど症状については知りませんでした。医師の説明を受けてまさしく自分がそういう状態だと納得しました。適応障害はそのままにしておくとうつに発展する恐れがあるので、真剣にストレスと向き合うことを決意しました。

 

適応障害の治療法としては、薬物療法」「環境調整」「心理療法などが挙げられます。自分がどういう風に向き合ったか1つずつ書いていきます。

 

1.薬物療法

まずは毎日続いているイライラを抑えるため抗うつ薬を処方してもらいました。抗うつ薬は効果が出始めるのに一週間ほどかかるので、それまでは同時に頓服を服用してました。効果はしっかりと現れて服用中はイライラを鎮めることができました。

 

2.知能検査

職場でのストレスの原因は自分にもあると考えて、自分のことを知るために知能検査(WAIS -Ⅲ)を受けました。結果を少しだけ話すと、[処理速度]という数値が著しく低いため状況を理解したり作業を終えるのに時間がかかるということが分かりました。

例えば突然何か質問されたとき答えられなかったり、状況が変わったとき臨機応変に対応することが難しいなどが挙げられます。「頭が悪いのかな」と悩んでたけど、言語性IQは平均以上あることもわかり事前に準備したり説明を受ければ自分の考えをしっかり話すことができるし状況に応じて行動できるとわかりました。

 

3.逃げ道を作る

どうしても仕事が嫌になったときに転職という逃げ道を作るため、雇用保険について調べたり厚生労働省が行なっている適職セミナーにも参加しました。そこで職業適性検査や矢田部ギルフォード性格検査を受けました。

性格診断の結果だけ書くと「感受性が豊かで周囲に気を配ることができる。行動は慎重で控えめ。周囲に気を使いすぎて疲れたり、行動に移れず機会を逃してしまうことがある」という内容でした。まさに当てはまる...。性格検査を担当してくれた方が「性格はなかなか変えられない。でも能力を身に付けることで、円滑なコミュニケーションを取れるようになるから」と教えてくれたことに励まされました。

 

4.様々な本を読む

12月に3週間ほど出張があり、現場では僕一人しかいない状況だったので人間関係のストレスを感じることなく過ごすことができました。その間、自分の気持ちを整理したり、様々なジャンルの本や漫画を読むことができました。読書から学べたり気付けたことって本当に多くて人生の財産になってるなと感謝してます。

 

5.悩みを打ち明ける

年明け早々、社長と話す機会があったので今まで抱えていたストレスのことを正直に打ち明けてみました。話し終えると、初めて聞かされる内容にショックを受けていたようですが「そんなに辛い思いをさせて悪かったね」と言ってくれました。その後、工場長にも出来るだけ負担がかからないよう環境調整してもらえるようにお願いしてくれたみたいです。

 

考えてみると、吃音以外のことで自分が抱えている悩みを誰か(特に身近な人)に話したことがほとんどなかったかもしれません。今まではどんなに辛いことがあってもそれを表に出さなかったし、そういう状況でも弱音を吐かない自分を「強い人間」だと思っていました。

 

でも、それだといつかは一人では抱えきれなくなるときがきます。誰にも相談することなくその場から逃げて居なくなってしまう。もし後で理由を聞かれたとしても、弱い自分を知られるのが怖くて本当の理由を打ち明けられないでしょう。

 

弱い自分を受け入れることや、周りの人に助けを求めることは恥ずかしいことではありません。誰だって一人で抱え込むには限界があるから。今では逃げ出したくなるほど辛くなる前に、自分のことを守ってあげられるようになったんだって自分を肯定できるようになりました。

 

今でも理不尽なことに遭遇したり嫌なことに直面すると正気を失いそうになることが何度もあります。アンガーマネジメントの記事に書きましたが怒りは人生を壊すことができる唯一の感情なので、そのままにせずひとつひとつ真剣に向き合っていきます。