Ryo's Diary

日常で感じた違和感や心が動いた体験を書き留めています。主なテーマは仕事、本、吃音など。

等身大の自分

ゲオで漫画を大人借りして部屋でゴロゴロしながら読み耽るのがマイブームです。いま読んでるのは「キングダム」「リアル」「健康で文化的な最低限度の生活」など。

 

この中で、障害者スポーツをテーマにした「リアル」という漫画の中に良い言葉が出てきたので書き留めておきます。

 

“自分を受け入れられないなら、他人の価値も見えやせん。現在の自分ー等身大の自分を受け入れた人間だけが、他人を受け入れることができる。他人を認め受け入れることができたなら、今の自分を受け入れられる日も近い。”

 

昔から自分の才能や努力を過大評価して「本当の自分はこんなはずではない」とばかり考えてしまう癖があります。実際にはたいした努力をせず結果も残せていないのに、やればできるはずという妄想に依存して、結局何も出来ないまま月日だけが流れていく。

 

他人への嫉妬心も強い。始めはその努力を尊敬していた人に対しても「環境がよかっただけ」「人間性に問題がある」などと理由をつけて見下してしまい、これなら自分の方が立派だと思い込もうとしている。みんなの前では強がっているけど本当はとても弱い人間です。

 

だからこそ、弱い自分を受け入れて他人を認める努力をしなければいけない。例えば大卒の人に嫉妬して「こんな社会に出ず遊んでた奴に負けたくない」と敵対するのではなく、自分が出来なかった経験をしている人と素直に認めてその人から情報や考えを得られれば、自分の人生はきっとより豊かなものになると思います。

 

他人を認めることってとても勇気が要ることです。それは自分の弱さも認めることになるから。でもそうすることでしか見えてこないこともあるし、前に進めない。見栄張って強がりなんか言わずに心から自分を好きになれるように、そういう自分を目指して地道に何事も努力を続けていきます。