Ryo's Diary

日常で感じた違和感や心が動いた体験を書き留めています。主なテーマは仕事、本、吃音など。

6/2.3スクーリング記録

時間割

1日目 11:00~19:45

2日目   9:00~19:05

 

持ち物

  • 筆記用具
  • 教科書
  • 受講許可証
  • 学生証
  • クリアファイル
  • マグボトル
  • ナッツ(集中力UP)

シラバスは配布される

 

出席者

5名(男性1名、女性4名)

※年齢層は20代3名、40~50代2名

※職業は保育関係、メーカー勤務(設計)など

 

授業の進め方

  1. 自己紹介(名前、出身地、趣味)
  2. 教科書や資料を一人ずつ音読(かなりの頻度で回ってくる)
  3. 学生を2グループに分ける。学生同士のディスカッションを通して答えを導き出す
  4. 休憩は時間割通りではなく、キリのいいところまで進めてからまとめて取る
  5. 課題が終われば早めに帰ってもよい

 

学生から聞いた情報

  • レポート提出は月1~2本を目安
  • 参考文献は図書館で借りる(3~5冊)
  • ただし引用ばかりすると指摘される。自分なりの表現に変えるとよい
  • 参考文献は複数の科目で使い回せる場合がある
  • ネットの情報を使用してもよい
  • 科目終了試験は1時間でレポート書くのは無理だから事前に書いておく

 

出来事

  • 自己紹介のとき自身に吃音があることを伝えた。授業中はほとんど吃ることがなく予期不安も一切なかった。
  • 先生からディスカッションを促されたとき、自分から真っ先に他の学生達に話しかけることができた。
  • 休憩中、女性3名が輪になって話しているところに自ら進んで入ることができた(多少緊張したが、ここで話しかけないと後悔すると思った)。たまに会話の流れで気になった部分があれば質問する程度だが自然に居ることができた。その後、休憩から帰ってきたもう1人の女性にも自分から声をかけた。すごく話しやすくて気を遣ってくれる人だった。
  • 1日目終了後には20代3人組と先生、事務員の5名で近くの焼鳥屋へ。女性陣がとてもお酒に詳しかった。「大学に行ってないことにコンプレックスがあった」「家庭が複雑で...」 など、それぞれの事情を簡単にだが聞くことができた。先生は「通信課程の学生は普段働いて学費も自分で払っているから真面目な子が多い」と言っていた。また事務員の人によると「学生の中には既に福祉や保育などの現場に出て働いている人が多いから、授業を担当するのは緊張するし自分たちも勉強になる」と話す先生もいるそうだ。最初は客が少なく静かだったけど、次第に増えて騒がしくなってからは吃症状が重くなり自分から発言することが少なくなった。しかし居心地の悪さはそれほど感じず、周りの人たちも適度に話しかけてくれた。

 

感想

ディスカッション形式の授業は学生同士の交流を促したり集中力を保つのにとてもよかった。先生も自身がアメリカに留学していたときの話や専攻していた遺伝子の話をしてくれて面白かった。自分の学びたいという欲求を満たしてくれるだけでなく、学生時代こんな風に学生達と交流したかったという思いが時を超えて現実になったような気がした。とても楽しい二日間だった。入学以来出張が多かったりでイマイチ学生になりきれてない状態だったけど、今回のスクーリングをきっかけにしっかりと目標に向かって努力していきたい。

 

追記

最後の科目終了試験では1000~1200字程度のレポートを書く必要があるが、3時間かけて最低限埋めることができた。内容は全くダメだった。他の科目では1時間しか時間を与えられない可能性があるので、文章を早く書き上げる練習が必要である。

 

バカは最強の法則

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ホリエモン関連の書籍を何か読みたくて、本屋に行ったらこれがパッと見て惹かれたので読んでみました。印象に残った言葉を書いていきます。

 

「仲間だから」という理由だけで、無条件に人を助けた記憶はほとんどない。人のために尽くすことで能力が増幅することはあるだろうが、それが目的になった途端「自己犠牲」とか「共倒れ」が美しいものに変わる。人は常に、自分のやりたいことのために生きるべきた。仲間とシェアすべきは苦しみではない。喜びや感動、自己の成長を共有する。

※出来ない仲間を無条件に支援すると、その仲間はさらに転落し、支援者も共倒れするケースがある。

 

数年前までは、自分を犠牲にしてでも悩んでいる人の力になりたいと考えていました。しかしその優しい性格ゆえに、精神的に不安定な人ばかりを寄せつけてしまい、その人たちの負の感情を受け続けて僕のメンタルも相当弱ってしまいました。共倒れにならないためにも付き合う人は慎重に選びたいです。

 

バカは平気でリスクを取り、失敗を恐れない。いい意味で鈍感。何度でもチャレンジを仕掛けられ、結果的に成功する。バカは最強なのだ。

 

何か問題を出されたとき、たぶん答えはこうだろうと思い付いても、100%合ってる自信が無ければ答えられないことがあります。間違った答えを言って恥をかくくらいならと、ついわかりませんと答えてしまう。おバカタレントみたいに堂々と珍回答してみんなを笑わせられたらどれだけ楽だろうってよく考えます。

 

私の知る限り、好き嫌いをはっきりさせる人は、みんな信用されている。みんなに気に入られようとすると、結果的に誰からも好かれないし、信用もされない。 

 

嫌いなものを嫌いって言うのが苦手。特に誰かを批判したり傷付けてしまう内容だったりすると。もっと本音を言えるようにならないとね。

 

狭い世界にいると、人は「外へ逃げるのは負け」というプライドが働くようで、なかなか出ようとしない。いじめや搾取を受け続けても、ここで何とかがんばろう、がんばれば解決できると、勝手に思い込む。多くの業界は常に人手不足なので、特別な技能がなくても、当面はいくらでもしのげる。もし自暴自棄になるほど悩んでいるというのなら、自分の能力よりも、まずは自分の置かれた環境を疑うべきだ。人を精神的に追い込むような環境が、まともであるはずがない。いつでも飛び出せる勇気を持ってほしい。

 

「一度逃げたら一生逃げ続けることになるぞ」って言う人が絶対いるんだけど、それはその人の思い込みで無責任な発言です。「仕事を辞めたいと言う人」に対して連想ゲームのように思いついた言葉かけてるだけじゃないのかな。もちろん例外はあるし、その人の性格を見抜いて明らかに些細な失敗で逃げる癖があると感じたならいいんですけど。

 

おしまい。

強いってなんだろう?

YouTubeを見ていたらたまたまメンタリストのDaiGoさんがいじめについて語っている動画を見つけました。

 

DaiGoさんは小1から中2までの8年間いじめを受けていたと告白していました。トイレの個室にいたら水をかけられたり、上靴に画びょうをいれられたり...。その間ずっと”待っていた”と話していました。

 

「クラスが変わったら友達ができるかも...」

「先生が変わったら助けてくれるかも...」

そうやっていつかいじめが無くなる日を待ち続けていたけど、何も変わらなかった。  次第にいじめられることに慣れてしまい、自分はダメな人間だ、無力な人間だと受け入れてしまっていた。

 

中2になったある日、大好きだった母をバカにされたことがきっかけで初めていじめっ子にやり返した。

自分が動いたとき周りはこんなにも変わると初めて気付いた。「自己主張したら見えている世界は変わるんだ、じゃあやらないと」そこから自分を変えていった。

 

いじめられている子に言いたいのは、いじめられているのはチャンスだということ。なぜなら普通の人は普通に生きて普通に死んでいく。変わる必要がないから。変わる理由がない人は絶対変われない。

でもいじめられている人は、自分を変えなければいけない状況にいる。成功するための切符が目の前にある。だから戦って勝ち取ってほしい。

 

この話を聞いていた脳科学者の茂木健一郎さんが「DaiGoはたまたま強かったからいいけど、俺はその場から逃げることをオススメしたい。不登校になってもいいし、転向してもいい。」とコメントしていました。

 

また、女優や声優などをしている春名風花(@harukazechan)さんが過去にTwitterでいじめについて言及していたので下記に載せておきます。

 

いじめを乗り越えて成功した人が『生きてたら必ず良いことあるよ』みたいに語るけど、生きて良いことあったのはたまたまその人が運が良かっただけで、頑張って生きてもずっとつらいままの人もいると思うからその理論あまり好きじゃない。それでもぼくは生きて欲しい。奪われた尊厳を取り戻して欲しい。

 

このツイへの感想で『自分は運が良かったんじゃない必死に努力したんだ!』という意見を目にするのですが、もちろんその通りです。でも、いま正に死のうとしている人に対して、有名な人が『私は虐めにあったけどこんなに成功した!』『生きてたら良いことある!』って言っても、たぶん届かないと思うの

 

いじめから這い上がった人は凄いし、死ぬほど努力したと思う。素晴らしいと思う。でも『私はいじめを乗り越えてこんなに成功したよ経験談』は、いま乗り越えられずに苦しんでいる人を責めてしまう事もある。人間関係、自信、人格の全てを頭から破壊されている人には、成功した人からの言葉は刃になる。

 

この3人の言ってることはすごくよく分かる。ただ一つ気になったのは、「強いってなんだろう?」ということ。DaiGoさんのことをたまたま強かったと言ってたけど、じゃあどうして8年間もずっといじめを我慢し続けなければいけなかったのと疑問になりました。DaiGoさんが話したのは、強くなるためのきっかけや考え方なんじゃないかな。

 

成功談を聞いて「自分には無理」と思うか「自分も頑張ろう」と思うかはその人の価値観や精神状態によると思うし、そうだとしたら僕はどちらも変えられると思っています。

 

そういえば僕、19歳のときに人生で1度だけ「死のう」と“決意”したことがあるんです。「じゃあ何で今生きてるの?」と疑問に思われるかもしれないけど、説明していきます。

 

 

「死にたい」は辛いの最上級くらいの意味で使ってるイメージだけど、本気で「死のう」と考えるときって生きることに希望を見出すことが出来ない状況なんですよね。どんなに考えても努力しても自分には乗り越えられないと完全に絶望している状態。

 

「今日の夜にはこの世にいないんだ」と考えながら普通にバイトしてジムに行ったことを覚えている。「今日で体鍛えるのも最後、この人たちと会うのも最後」って。会う人には出来るだけ普通に振る舞っていた。

そして夜。場所は自分の部屋。首吊り縄も用意して、いざ死のうとした。でも、30分か1時間だったか何も出来ない時間が続き、結局行動に移すことが出来なかった。

 

このとき初めて「自分は死ねないんだ」ということに気付きました。「死んだら楽になれる」という選択肢を、自分は取ることができない。運命を受け入れて生きていくしかない。じゃあ、どうせ生きるなら辛い人生を生きるより楽しい人生を生きたいと考えるようになりました。

 

強くなれるきっかけは人それぞれだし、まずは辛い状況から離れてひたすら休むことが必要な人もいる。いつか自分の意思で前に進もうと思える日が来たときに、後押ししてくれる人だったり言葉があればいいのかなと考えています。

 

 

向かい風も追い風

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アベマTVでキングコング西野亮廣さんと乙武洋匡さんが対談する番組を見ました。この二人のことは今まで特に注目したことがなくてニュースで話題になったときに目にするくらいです。

 

対談での西野さんの考え方や乙武さんのトークがすごく面白くて最後まで楽しく番組を見ることができました。そこで急にこの二人のことが知りたくなり、まずは西野亮廣さんの著書『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』を早速購入してきました。

 

全体的に面白い本だったのですが、特に印象的だった部分を抜き出して書いていきます。

 

“ヨットは風を利用して前に進んでいる。追い風のときはもちろん、向かい風であろうと、帆の傾け方次第で前に進むことができる。やっかいなのは無風状態のときで、この時ばかりはニッチもサッチもいかず、手漕ぎでエッサホイサしなくちゃいけない。

人生に置き換えると、追い風は「背が高い」「頭が良い」「お金持ち」といった才能であり、向かい風とは「背が低い」「頭が悪い」「貧乏」とか…ザックリ言ってしまえば「嫌なこと」。

多くの人は、この「嫌なこと」を消そうとする。気持ちは分かるけど、ヨットの理屈で考えると、その「嫌なこと」は向かい風で、やはりこれも前に進む力になる。”

 

僕にとって向かい風は「吃音」「友達がいない」「貧乏な家庭に生まれた」など。友達がいないことで悩んでいたときは「一人でしか出来ないこと」に他の人より力を入れることができたし、貧乏な家庭に生まれたから現在当たり前のようにご飯を食べられたり好きなときに旅行に行けることがどれだけ幸せか知っている。吃音は一番の向かい風だけど、沢山のことを教えてくれたり気付かせてくれて、普通なら交わることのない様々な人達と繋げてくれた。向かい風が無ければどこにも進めず本当に薄っぺらい人間だったかもしれないな。どちらが幸せかはわならないけど。

 

“通知表でいえば「オール3」という状態が最もマズイ状況で、他の教科は「1」でいいのでその時間を使って自分の「4」を「5」にする作業をした方がいい。

学校と違って競争社会で引き抜かれるのは「5」のみであり、「1〜4」まではゼロだ。欲を言えば「5」が2〜3個あると、「グラフィックデザイン経理ができますよ」といった感じで、自分にしかできない仕事を提示できるから良い。”

 

昔から人より出来ないことが多くて「普通になりたい」とばかり思ってた。出来ないことは恥ずかしいし、もし人より出来ることがあっても「オール3」の人達に「あいつ〇〇は出来ても△△は出来ないよな」みたいに言われるのが嫌で、やはりまずは出来ないことを「3」にしようとしてた。努力の方向を思いきり間違えてたと後悔しています。

 

“ズブの素人がどうすればプロの絵本作家さんに勝てるか?真っ向勝負は避け、やはりここでも「ここなら勝っている」という部分を探すところから始める。”

 

プロに勝てるという発想がそもそもなかった。例えば精神的に悩んでいる人を助けたい場合、精神科医や心理士が関わっているなら自分が出る幕ではないと思ってた。でももしかしたら、同じように悩んだ過去を持ってる自分の方が悩んでいる人の気持ちを理解できたり共感できるかもしれない。時間に制限されず話を聞いてあげられるし、答えを一緒に探し続けることもできる。もちろん自分一人の力でその人を救うことは難しいかもしれないけど、間違いなく何か力になれることはあるはずだから。

 

SNSは拡散装置ではなく、個人と個人を繋げるツールであり、1万人に向けて網をかけるよりも、1対1を1万回した方が効率が良い”

 

SNSは個人と個人を繋げる」という言葉にピンときました。例えばTwitterで面白いこと呟いている人を見かけたとき。僕からはイイネをするだけで、もしいつか会う機会があったとき話してみたいと思うだけでした。でも結局、何年経っても会えてないんですよね。「この人の話がもっと聞いてみたい」と思ったのなら、遠慮せずメッセージ送ればいいんだ。迷惑かもなんて考えてたら、何も生まれないから。

 

以上。

 

 

 

 

 

内に秘める世界

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押見修造の漫画を読むのがマイブームです。その中で『漂流ネットカフェ』『ぼくは麻理のなか』という作品を読んで気付いたことがあったので書いていきます。

 

僕は昔からボーッとしている事が多くて、よく周りの人に顔の前で手をひらひらされます。そういうときは大抵考え事をしているのですが、もしかしたら僕の内側にも現実世界と並行したパラレルワールドが存在しているのかなと思っています。

 

小さい頃から緘黙や吃音の影響で自分を表現することが少なかったので、常に仮面を被って生きているような感覚でした。心の中にはもう一人の自分が存在していて、そっちが本当の自分だと思い込んでいました。

 

現実世界の自分と心の中に存在している自分のギャップが大きすぎて、次第に心の中の自分に依存して内に閉じこもることが多くなりました。

 

心の中の世界では僕はとても輝いています。明るくて、正直で、皆んなから慕われて、やりたいことは全て実現している。現実世界の僕が理想としている世界。その世界で過ごす時間が楽しすぎて、仕事中でも関わらず現実世界に帰って来られないことがあります。

 

でもきっと、その夢のような世界で永遠に過ごすことは出来ないし歳を重ねるごとに夢を見れなくなってくる。もっと現実世界を見つめて、現実世界で生きて、少しずつこの二つの世界を一つにしていけたらいいなと思っています。

 

おまけ

「自分の内側ばっかり見ているから、何も覚えていない。学校にいる間は、頭の中でずっと一人でしゃべっているから、外の世界が遠いんだ。」

綿矢りさ蹴りたい背中』より

 

これもすごくよく分かる。ボーッとしてなくても人の話を一方的に聞いてたり単純作業してるときとかに頭の中で声が聞こえてきて、今自分がしていることに意識が行っていないことが多い。

 

目の前のやるべきことに集中する。そうすることで現実世界にいる時間を長くして、いつか夢を叶えたい。

ストレスと向き合う

昨年9月頃の話ですが、大きなストレスを抱えていて精神科に通院していた時期があります。仕事では理不尽で威圧的な態度を取る先輩に対するストレス、出張が多くて自分のやりたいことが出来ないことへの欲求不満、要領良く仕事をこなしたり人付き合いができない自分への苛立ちなど。プライベートでも人間不信になるようなことがあり、心の拠り所としていたサークル活動にも顔を出せずにいました。

 

仕事中でも考えごとばかりして作業に集中できなかったり、家に帰ってからもイライラが治らず大声で叫んだり物を壊してしまうことがありました。

 

ある日、ストレスや不眠でどうしても仕事に行く気分になれず会社を休んでしまった日があります。そのまま当日でも受診できる精神科を探して医師に相談したところ、適応障害という診断を受けました。(以下参照)

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適応障害という言葉は聞いたことがあったけど症状については知りませんでした。医師の説明を受けてまさしく自分がそういう状態だと納得しました。適応障害はそのままにしておくとうつに発展する恐れがあるので、真剣にストレスと向き合うことを決意しました。

 

適応障害の治療法としては、薬物療法」「環境調整」「心理療法などが挙げられます。自分がどういう風に向き合ったか1つずつ書いていきます。

 

1.薬物療法

まずは毎日続いているイライラを抑えるため抗うつ薬を処方してもらいました。抗うつ薬は効果が出始めるのに一週間ほどかかるので、それまでは同時に頓服を服用してました。効果はしっかりと現れて服用中はイライラを鎮めることができました。

 

2.知能検査

職場でのストレスの原因は自分にもあると考えて、自分のことを知るために知能検査(WAIS -Ⅲ)を受けました。結果を少しだけ話すと、[処理速度]という数値が著しく低いため状況を理解したり作業を終えるのに時間がかかるということが分かりました。

例えば突然何か質問されたとき答えられなかったり、状況が変わったとき臨機応変に対応することが難しいなどが挙げられます。「頭が悪いのかな」と悩んでたけど、言語性IQは平均以上あることもわかり事前に準備したり説明を受ければ自分の考えをしっかり話すことができるし状況に応じて行動できるとわかりました。

 

3.逃げ道を作る

どうしても仕事が嫌になったときに転職という逃げ道を作るため、雇用保険について調べたり厚生労働省が行なっている適職セミナーにも参加しました。そこで職業適性検査や矢田部ギルフォード性格検査を受けました。

性格診断の結果だけ書くと「感受性が豊かで周囲に気を配ることができる。行動は慎重で控えめ。周囲に気を使いすぎて疲れたり、行動に移れず機会を逃してしまうことがある」という内容でした。まさに当てはまる...。性格検査を担当してくれた方が「性格はなかなか変えられない。でも能力を身に付けることで、円滑なコミュニケーションを取れるようになるから」と教えてくれたことに励まされました。

 

4.様々な本を読む

12月に3週間ほど出張があり、現場では僕一人しかいない状況だったので人間関係のストレスを感じることなく過ごすことができました。その間、自分の気持ちを整理したり、様々なジャンルの本や漫画を読むことができました。読書から学べたり気付けたことって本当に多くて人生の財産になってるなと感謝してます。

 

5.悩みを打ち明ける

年明け早々、社長と話す機会があったので今まで抱えていたストレスのことを正直に打ち明けてみました。話し終えると、初めて聞かされる内容にショックを受けていたようですが「そんなに辛い思いをさせて悪かったね」と言ってくれました。その後、工場長にも出来るだけ負担がかからないよう環境調整してもらえるようにお願いしてくれたみたいです。

 

考えてみると、吃音以外のことで自分が抱えている悩みを誰か(特に身近な人)に話したことがほとんどなかったかもしれません。今まではどんなに辛いことがあってもそれを表に出さなかったし、そういう状況でも弱音を吐かない自分を「強い人間」だと思っていました。

 

でも、それだといつかは一人では抱えきれなくなるときがきます。誰にも相談することなくその場から逃げて居なくなってしまう。もし後で理由を聞かれたとしても、弱い自分を知られるのが怖くて本当の理由を打ち明けられないでしょう。

 

弱い自分を受け入れることや、周りの人に助けを求めることは恥ずかしいことではありません。誰だって一人で抱え込むには限界があるから。今では逃げ出したくなるほど辛くなる前に、自分のことを守ってあげられるようになったんだって自分を肯定できるようになりました。

 

今でも理不尽なことに遭遇したり嫌なことに直面すると正気を失いそうになることが何度もあります。アンガーマネジメントの記事に書きましたが怒りは人生を壊すことができる唯一の感情なので、そのままにせずひとつひとつ真剣に向き合っていきます。

ハーフマラソン完走!

昨年11月頃からランニングを始めたのですが、昨日初めてマラソン大会に出場して無事にハーフを完走することができました。タイムは2時間15分くらいで正確なタイムは後日郵送されると思います。

 

今回は大高緑地で開催されたモーニングマラソンに参加しました。天気にも恵まれて、朝9時から自然に溢れ桜も咲いているコースを走るのは気持ちよかったです。

 

誤算だったのは坂道が多くて初心者には想像以上に過酷なコースだったということ。この一ヶ月間はマラソン大会に向けて平地を10~14kmほど走っていたのですが坂道では1.5倍ほど下半身に負担がくるように感じました。次回から10kmを超える距離を走るときはコースも事前に確認しておかなければいけません。

 

帽子は一応準備したのですが、やはり汗を吸収したり日差しを遮るために必要だと感じました。ランニングアプリを起動させたのも正解で、今回は3.5kmほどの道を折り返し折り返し走るコースだったのでアプリで時間と距離を計測してなかったら恐らくあと何周走ればいいか分からなかったと思います。先頭集団がゴールしていたので何となく雰囲気で分からなくもありませんが。

 

走り終わった直後は空腹が半端なくてパン2つとオニギリ1つを一気に貪りました。オレンジジュースがすごく美味しくて、もし食事やドリンクが用意されない大会に出場するときは自分で準備しておきたいです。

 

課題としては、ペースが遅かったので体力的にはまだ余裕があったのですが、下半身(特に股関節とふくらはぎ)がパンパンで10km越えたあたりから上がらなくなってきたので次回はそこを鍛えておきたい。帰ってから6時間ほど軽い頭痛があったけど人生で一番長く走り続けた日だから多少無理が掛かったのかな。

 

とりあえず今年の目標の一つに掲げていたハーフマラソン出場は達成することができました。普段は空手の稽古をメインにしたいので毎週走り続けるのは無理かもしれませんが、定期的にマラソン大会に出場するようにします。次回は10kmを50分以内に走ることを目標にします!

 

それでは。